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その昔、時は鎌倉時代、京都では死者の遺体は人里離れた野山に捨てられていたそうです。その名残は今も化野という地名に残り、念仏寺の万塔供養は有名であります。仏教の始まりはその死者の悪霊から災いをはらう鎮魂の目的で始まったようであります。
人は今まで太陽と月、天空を見ながら一日を昼と夜の世界に分け、その性格を『陰と陽』『動と静』『善と悪』とに分類し、昼は『陽』『動』『善』に、夜は『陰』『静』『悪』に分けて幸福を捜す基準としてきました。不幸や災いは、何らかの拍子でこれらが混ざり合って区別できなくなり迷う所から始まるようであります。
死を司る墓地や葬祭場、さらに霊柩車や火葬場は本来、陰と静の世界に属するものでその裏に夜と悪の性質を隠すことになります。
その為、今まで寺や教会の神仏の力によって祈りの保護のもと浄土(非営利的な不便な所)におき、死者が動き出さないよう封印して、『鎮守の森』として癒しや再生の場として貢献してきました。こうした精神的世界は、目の前にあっても次元が異なり文明の近代化や主義とは無関係なのです。
さて、この移動火葬車には便利性の影におそるべき性格が隠されています。
それは火葬場と霊柩車の性質を持ち合わせていることです。動く火葬場とでもいいましょうか?これは結果として封印した火葬場の夜の性格『陰』『静』『悪』を市井に開き放してしまうことになるのです。こうした動物移動火葬車がたとえ便利だから、技術が進歩して無公害だからと言って使用を許すとたちまち夜の性格が昼に伝染し、異次元が出会ったように陰陽がくっつき、「陰陽動静善悪」になって我々の感性基準が狂いはじめ、その結果、曖昧が国中を覆い正道は廃り悪が幅を利かせ、混純が支配していくのです。現在、我国の状況は政治経済を問わずにその表れなのです。だからこそこうした曖昧な性格を持つ動物移動火葬車を巷に徘徊させることを我々は許してはならないのです。当園は動物火葬場の非常用として97年に動物移動火葬車を導入致しましたが、長年の火葬経験から利便性の陰にこのような問題を発見したため、国家安泰の為、全国に先駆けて不使用を宣言して境内に封印したのです。
動物移動火葬車はまさにパンドラの箱なのです。夜の世界を昼の中で使うには火葬場といえども御仏の笑みに守られて、鎮守の森に封印して不便にして使うのが日本の安泰と幸福を持続させる秘訣のようです。
活力ある日本を再生する為に、闇の徘徊にNo。
市民の為に市民の力で火葬車不使用宣言にご協力を!

[第一章]
                                              名古屋市南区呼続4丁目13番の18
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